康花美術館やすか      
  YASUKA MUSEUM OF ART


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須 藤 康 花 に つ い て



    年 譜

      1978年(昭和53年)9月15日、母親の実家がある福島県大熊町に生まれる。

      幼少時代を横須賀市で過ごし、2歳の時に弟を亡くす。3歳でネフローゼ症候群を患い、入退院を繰り返しながらも絵を描き始める。

      父親の仕事の都合で小学生から中学生にかけての6年間を札幌で過ごし、その間に「住まいの絵画コンテスト」朝日新聞社賞、「花の児童画コンクール」、水光会入選、道美展入選、他受賞する。

      札幌で母を亡くし、自らも慢性肝炎を発症したこともあって、札幌から静岡県沼津市に移り、その頃から本格的に絵を勉強し始める。

      沼津市で3年間を過ごした後、東京に転居し、2001年、多摩美術大学に入学する。父親が長野県麻績村で有機農業を始めたため、東京で大学に通う傍ら週末には麻績村へ行き、農作業や絵を描くといった二重生活となる。

      2007年、多摩美術大学大学院修士課程を修了するが、癌の告知を受ける。その間、東京国際ミニプリント・トリエンナーレ2002入選、第13回ARTBOX大賞展入選、東京国際ミニプリント・トリエンナーレ2005入選、第7回欧美国際公募・ドローイング・版画・デッサンコンクール優秀賞(版画「昇華」、デッサン「彼岸」)、国際プリントビエンナーレ”IOSIF ISER"2005入選、国際ビエンナーレ” graveur de lunes” −月の版画−入選、第9回日本・フランス現代美術世界展入選等、多数の賞を得る。

      2009年5月10日、東京の自宅において永眠する。享年30歳8ヶ月。

      人生の歓びと苦悩、希望と絶望、生と死を光と影で描き、風景、人物、自画像、心象風景と作品は多岐にわたる。そこに共通しているのは、彼女が「現代美術一考」でも指摘しているように、“普遍的理念”としての彼女の実存に裏付られた “哲学”である。


    郷愁





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康花美術館  
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